ちびらり帝国日誌
正統派社会人ヘヴィメタルバンドちびらりの活動と、ちびらりバンマスの逃避的な日常
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「ストラルドブラグ」観てきました♪
夜。

ちびらりメンバー楽器陣は新宿シアターサンモールに集合!!

シアターサンモール

楽曲提供をさせていただいた劇団R:MIXさんの舞台
「ストラルドブラグ」を観てきました~~♪♪

ストラルドブラグ

場内はお客さんがいっぱいで大盛況!!
終演後のアフタートークも盛り上がり、
とても楽しい時間を過ごしました♪♪

僕たちは主宰の町田さんのご招待で
関係者用の席に案内していただいたのですが、
あまりにいいポジション過ぎて終始恐縮。

町田さんありがとうございました!!

ストーリーに関しては、今後DVDをご覧になるのを
楽しみにしている方も大勢いらっしゃると思うので
割愛させていただくとしまして、ここでは音楽制作チームの
一員として参加させてもらった楽曲制作の裏話などを♪

ちょっと長いですが、役者や演出家とは違う音楽制作サイドの
1人として、考え方やアプローチなどを書いていますので、
興味があればお読み下さい♪♪

今回は、あっきーちゃんが劇中前半のダンス~戦闘シーンで
流れる「闇夜の風」、僕が劇中終盤の乱戦シーンで流れる
「剣(つるぎ)手にとれ」という曲を作ったのですが、

僕はこれまで仕事でゲームやテレビCMの曲を作ったことは
あったものの、バンドとして、それも演劇に曲をつけるというのは、
初めての経験だったのでやる前は色々と考えました♪

主題歌ではない劇伴としての役割、尺とテンポの制限、シナリオの流れ、
演出家の意図.etc...

特にシナリオの流れ(前後)と、そのシーンで演出家が狙っている芝居の意図は、
テンポや尺などの数値的なことよりも遥かに重要なので、いただいた脚本を
何度も読み返し、2007年初演時のDVDを何度も観る日々・・・。

まぁ、芝居のリメイクや再演作品の場合、役者さんの中には
前作の影響を受けるからあえて観ない方もいらっしゃるようですが、
演者ではなく制作チームの一員として動く場合、そんなことをしたら
間違いなく共通認識にズレが出るので(笑)、そこはプレイヤーではなく
裏方としてしっかりやって臨みました♪

そしてその作業から導き出された答えは・・・

・歌と芝居のバランスには細心の注意を!
・あくまで芝居の途中なので、イントロとアウトロに留意!
・芝居(動き)の邪魔をしないよう必ず隙間を作る!
・殺陣シーンは効果音も含めてひとつのBGM!

ええ、どれも普段バンドではまずしないことばかりです(笑)。

むぅ・・・これは考え方をガラリと変えなければなりませんよ!!!

そんなわけで実際の作曲作業に入ってまず最初にした事は・・・

アフレコ!!!!

これは初演時のDVDから担当シーンの映像のみを抜き出し、
それを映像編集ソフトに読み込んで、リアルタイムで
お芝居に合わせて曲を弾くんです。

ええ、こんなことバンドじゃまず・・・いや、絶対にしません(笑)!!!

ただ実はこの手法、映画音楽のサントラ制作では一般的に
行われているポピュラーなものでして、こうすることによって、
五線譜や小節単位の考え方ではなく、「ここで剣を振り下ろすから」
「ここで人が上手から登場するから」「ここでセリフが入るから」などの
きっかけに合わせてフレーズを組み立てられるメリットがあるんです♪

(※有名なところでは映画「ジョーズ」で、サメが迫ってくるシーンの
BGMが映像に完全にシンクロしていますが、これはこの手法で指揮者が
映像を観ながらオーケストラにテンポや強弱、音量の大小までを
リアルタイムで細かく指揮で指示しているんです♪)

そしてそれを元に土台を作って楽曲を詰めていき、
最後にやった作業は・・・

音の間引き!!!!!

これは一度楽曲を作ってから、効果音や人の動きを想定して、
邪魔になりそうな音を今度は消していくんです。

特にメタルの場合、音数を増やし、音を重ねる方が常套手段
だったりするので、間引くのは感覚的に抵抗があるんですが(笑)、
ここは我慢!!銃声や剣は、バスドラやシンバル、走る足音はリフなのです!!!

こうしてようやく楽曲が完成したわけですが、
正直、最初に聴いたときは自分で作っておきながら・・・

お、音が薄い・・・!!!

さ、寂しい・・・!!!

なんでしょう・・・このとてつもない不安感は(笑)!!!!!!

メンバーからも「手抜きだと思われるからもっと音を重ねろ!」と
言われたりもして(笑)、けっこう迷ったのですが、でも最終的に
芝居にかかる部分はほぼ元のままで提出しました。


この曲がお芝居の中で上手くはまっていたかどうかは、
観た方の判断にお任せしますが、個人的には演出の町田さんから
とても芝居が付けやすかったと言っていただけたのと、音効さんサイドで
こちらが作った隙間に特大のSEを挿んでくれたことがとても
嬉しかったです♪♪

もしDVDをご覧になる方がいらっしゃいましたら、
ぜひ音楽の部分もチェックしてみて下さいませ♪♪


最後に出演者の皆さま!!!!

稽古場を見学させていただいた時、皆さんが曲に合わせて
「1,2,3,4」と互いに掛け声をかけながら何度も殺陣を
練習されていた様子が今も忘れられません!!!

本当にお疲れさまでした(最敬礼)!!!



本日の誤算:
ただ、今回色々と考え込んで作ったものの、
実際に劇場で聴くと僕の想像とはかなり違った点がひとつ。

それは・・・

ここまで音が大きいとは(笑)!!!!!
関連記事
Copyright © 2017 ちびらり帝国日誌. all rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。